静岡市 オスグッド
2016-10-05
成長痛やスポーツ障害と診断されることもある「オスグッド」
膝のお皿の下部分に骨がボコっと出て、それを押すと痛いというのが「オスグッド」の症状の特長ですが、それ以外にも様々な動作により痛みが発生します。
具体的には、正座をすると痛い・自転車をこぐと痛い・歩いたり走ったりすると痛い・しゃがむ時に痛い・階段の昇降が痛い・あぐらが痛いなどです。
また、同じ姿勢で座り続けることで痛みが出たり、膝か冷えることで痛くなったりします。
それから思春期の男の子に多くみられる膝下の痛みですし、スポーツをしている子供に多くみられる症状なため、成長痛とかスポーツ障害と診断されることもあります。
どのような原因で起こるのかというと、ひとつには体の使い過ぎが考えられます。
成長期の体はとてもデリケートで、同じ動作を繰り返し行うことにより骨・腱・筋肉などに疲労が溜まってしまい症状を引き起こすのです。
激しいスポーツで疲労回復する前にまた負担をかけてしまっていることはないでしょうか、運動前後にストレッチなどをしているでしょうか、片方の足にだけ負担がかかっていないでしょうか、同じ動きを繰り返してないでしょうか?
このようなことに心当たりがあるのなら、それが原因になっていると考えられます。
もうひとつの原因として考えられることは、偏った体の使い方です。
実は、膝の痛みが起こるのは膝だけが原因ではなくて、全身のバランスが崩れていることにより膝に不自然な負担がかかっていることも考えられることなのです。
本来は体を左右対称に使うことが理想なのですが、生活習慣やスポーツの特性などによって左右均等に使うことができないことがあります。
そうすると自然と体の重心が崩れてしまって、それに伴い体も左右対称でなくなり骨格が歪んでしまうことになり、その結果偏った体の使い方になってしまうのです。
その為、発症する子供は両方の足が同時に痛くなることはなくて、どちらか一方の足が痛くなって、それをかばうことで逆の足が痛くなるというパターンが多いのです。
このように、生活や運動の際の偏った体の使い方に起因するのです。
オスグッドは症状が軽度なうちは、ある程度運動を制限することにより症状が改善されます。
しかし、無理をして運動を続けてしまうと、運動だけではなくて歩くのも辛くなったり、ちょっと膝を曲げ伸ばしするだけで強い痛みを感じたりしてしまいます。
そのような状態になると運動はしばらく休止しなくてはならなくなって、スポーツをがんばっている子供にとっては大きなストレスになります。
また、成長期に発症するので成長が止まるのを待つしかないと言われていますが、その期間運動できないことも子供にとってストレスにつながります。
しかし、発症する原因のひとつは生活や運動する時の偏った体の使い方なので、体を整えて正しい体の使い方をすることである程度予防することができます。
それから適切な治療をすることで比較的早く改善すると言われています。
病院で治療するのも良いですが、そんな症状を専門に取り扱って得意としている整体院や整骨院で治療するのも良いです。
いずれにしても適切な治療をしっかりと受けることが大事です。
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