静岡市 婦人科系の病気
2017-02-28
女性特有の恥骨の痛みを解消するには
女性の悩みとして生理痛があって、これは妊娠の準備ができた子宮内膜が妊娠しなかったことで不必要になり排出する過程で引き起こされる痛みです。
特に珍しい痛みではありませんし、生理が終わると共に子宮が元の状態に戻り生理痛も治まります。
しかし、生理が終わったにも関わらず生理痛同様の痛みが続く症状があって、これを生理後痛と言って恥骨の痛みや腹部寄りが痛むなど、痛みが生じる場所や痛みの強さは個人差があります。
生理後痛が起こる原因は、エストロゲンと呼ばれている卵胞ホルモンやロゲステロンと呼ばれる黄体ホルモンの分泌量変化やバランスが乱れで、生理後にも生理中のようなホルモン分泌が起こり生理痛と同じ痛みが起こることです。
また恥骨の痛みなど生理後痛が何周期も継続する場合は、子宮筋腫や子宮内膜症など婦人科系の病気が潜んでいる可能性があって、これがもうひとつの原因として考えられることです。
このようにホルモンバランスの乱れが原因であっても、婦人科系の病気が原因であっても、とにかく放置するのではなくて一度病院で診察してもらうことが大事です。
婦人科系の病気が原因であれば早期発見につながりますし、病気ではなくホルモンバランスの乱れなら安心することができます。
また生理後痛を緩和させる対処にもつながることになります。
婦人科系の病気が原因であれば病気の治療をする必要がありますが、ホルモンバランスの乱れのせいだと判断された時には、その原因を解消したり生活習慣の改善をしたりする必要があります。
日常的にストレスを溜めやすい人はホルモンバランスも乱れがちですから、ホルモンバランスを整えるためにはストレスを適切に発散することです。
例えば、一日の終わりにしっかりとリラックスタイムをとるとか、質の高い睡眠をとるように心がけるなどが考えられます。
また、体の冷えは血行不良などが起こしますし、それと共に卵巣・子宮などの機能低下を起こすので、それによりホルモンバランスが乱れることもあります。
その為、体をあまり冷やさない工夫が必要で、暑いからと言ってエアコン・扇風機・冷たいドリンクなどで体を冷やし過ぎないことです。
またシャワーだけで入浴を済ませるのではなくて、湯船にゆったりと浸かるようにすることも大事ですし、ウォーキングや軽いストレッチなどの運動を行うことも有効です。
それから毎日同じ時間に食事してバランスがとれた食事内容を心がけることも対策につながります。
生理後痛以外にも恥骨の痛みが起こりやすいのが、妊娠中で特に妊娠後期に現れやすい症状です。
出産に備えてリラキシンというホルモンが分泌されてその影響により骨のつなぎ目が緩んでくるため、子宮の真下にある恥骨の結合部に大きな負担がかかります。
特に臨月に入ると骨盤の中に胎児の頭が収まる形になって、骨盤や恥骨が押し広げられた状態になるので、痛みを感じたり激痛になったりするのです。
このような原因で起こる恥骨の痛みですが、婦人科系の病気が原因でない場合には、病院での治療以外にも整体や整骨院での治療も考えてみると良いです。
静岡市 婦人科系の病気なら、「骨盤整体サロンB-STYLE+」にお任せください。