静岡市 偏頭痛
2016-08-04
ニッチな症状とも考えられる偏頭痛
約8%の日本人が悩まされていて、特に女性に多くみられる頭痛が「偏頭痛」です。
頭痛はそのタイプで対処法も違ってくるので、どのような頭痛なのか知っておくと役立ちます。
ちなみに「片頭痛」と表記することもありますが、これといった区別があるわけではなくて、同じ病気を指すものです。
偏頭痛は、まだ原因は明確に解明されていませんが、ストレスや疲労などによって頭蓋骨の血管が拡張して炎症を起こすことで症状が起こると考えられています。
また、女性に多くみられる症状ということで、女性ホルモンが何らかの形で影響しているとも言われています。
それから前兆のあるタイプと前兆が無いタイプの2つがあって、前兆がある場合は目にチカチカする光が現れると言われています。
それにより視界の一部が妨げられる閃輝暗点といった症状が出ることが多く、場合によっては感覚が鈍くなったり、手足のしびれなどの症状がおこったりするといった特徴もあります。
発生するメカニズムですが、何らかの要因で脳にある太い血管が拡張し、それにより周囲にある頭の中で一番大きな神経の三叉神経が圧迫され刺激を受けます。
そして、このように刺激を与えられた三叉神経から神経ペプチドという痛みの原因となる物質が放出されることで血管周辺が炎症を起こします。
そうするとさらに血管が拡張して三叉神経が益々刺激されて大脳に伝わることで、痛みとして認識されることにより頭痛が発生するのです。
また、三叉神経から情報が大脳へと伝わる際に、途中で視覚・聴覚・嗅覚などを司る中枢や吐き気を調整する嘔吐中枢に刺激が伝わることがあります。
その結果、光・音・匂いに敏感になったり、吐き気や嘔吐などが随伴症状として起こったりするのです。
それから血管が拡張する原因として、セロトニンの過剰な放出というのも考えられています。
これは過度なストレスで脳が刺激されると血液成分の血小板から血管を収縮させる作用があるセロトニンが大量放出され脳の血管が収縮してしまいます。
その後、大量放出されたセロトニンが分解・排泄され減少すると、血管が反動により急激に拡張して頭痛が起こるのです。
主な症状としては、脈を打つようなズキズキとした強い痛みで、頭の片側だけに痛みが起こる場合や両側・後頭部・頭全体に痛みが生じる場合など様々あります。
痛みのピークは1~2時間ですが頭の痛みは4~72時間程度継続すると言われていますし、発症頻度は月に1~2回ぐらいから多い場合には週に1~2回程度です。
ただ、痛みが一度治まるとウソのように回復すると言った特徴があって、鎮痛剤を服用して我慢してしまう方も少なくないです。
しかし自己判断で症状を重くさせないためにも、一度医師に相談するのも良いです。
発症した場合の対処法ですが、まずズキズキと痛みを感じる部位を冷やして安静にすることで、できることなら暗くて静かな場所で休むのがおすすめです。
また、このようなニッチな症状は、整体や整骨院で施術を受けて、体のバランスを整えることにより偏頭痛が起きない体に改善することも考えてみると良いです。
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