静岡市 緊張型頭痛
2016-08-11
神経や筋肉の緊張がひとつの誘因となる緊張型頭痛
頭が痛くなる症状にいくつかのタイプがありますが、その中でも一番多くみられるのが「緊張型頭痛」です。
無理な姿勢・過度な緊張・ストレスなどが重なって起こると考えられていて、頭全体が締めつけられるような鈍い痛みが、30分~7日間程度続き起こると言った特徴があります。
また子供から高齢者まで幅広い年齢層でみられるもので、ときどき頭が痛くなるタイプと毎日のように頭の痛みが続くタイプとがあります。
どのようなことが誘因になるのかというと、身体的ストレスと精神的ストレスが度重なることで起こると考えられています。
具体的には、前傾姿勢でパソコンを長い間操作したり、うつむき姿勢や車の運転を長時間続けたり、就寝時に使用する枕が合わないなどがあります。
このように不自然で悪い姿勢を長時間続けることや体の冷えなどが身体的ストレスに該当します。
そして、そのような身体的ストレスが続くことにより首筋から肩にかけての筋肉が収縮して凝った状態になることで、頭の痛みを誘発してしまうのです。
また、家庭内でのトラブルや仕事上の問題などは精神的ストレスとなって、神経や筋肉の緊張を高めてしまい頭が痛くなる要因になってしまうのです。
では、こうした緊張型頭痛はどのような仕組みで起こってしまうのかというと、先にも触れましたが身体的ストレスや精神的ストレスにより首から肩・背中にかけての筋肉や頭の筋肉が緊張することで発生します。
実は、このように筋肉緊張が高くなることで筋肉内の血流が悪くなると筋肉の中に乳酸やピルビン酸などといった老廃物が溜まって、その老廃物が周囲の神経に対する刺激となって締めつけられるような痛みになるのです。
また、精神的ストレスにより神経の緊張が連日のように続くことで、脳にある痛みのコントロール機能が正常に機能しなくなると、頭の痛みを引き起こすこともあります。
このように筋肉の緊張以外の要因でも頭の痛みを引き起こすことがあります。
では、どのような治療をすると良いのかというと、時々起こる緊張型の頭の痛みは鎮痛薬を服用することによって痛みが軽減することもあります。
その為、通常は特別な治療を必要としないもので、頭に痛みが起こった時には適度に体を動かして筋肉をほぐしたり、入浴などで血行を促進したりすると良いです。
一方頭の痛みが毎日のように続く場合には、鎮痛薬を服用することはあまり効果がないと考えられています。
逆に、頭が痛いからと気休めで常時鎮痛薬を服用することで、薬剤の使用過多による頭の痛みを発生させてしまうこともあるので注意が必要です。
慢性的な頭の痛みが精神的ストレスで起きている場合には、抗うつ薬や抗不安薬が用いられますし、首や肩の筋肉が凝っている場合には、筋肉の収縮を弱める筋弛緩薬などが使用されます。
ただ、薬の服用はあくまで一時的に使用するもので薬だけで根本的な解決にならないので、このような症状が見られる時には、筋肉の過度な緊張の緩和とリラックスするため整体や整骨院で施術を受けることを考えてみるのも良いです。
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